ダウン症の子供たちのカレンダー
妊娠してもその1割は流産すると言われています。無事に出産して、生き延びてきたことはすごい確率なのです。病気をもっていたり、障害をもっている、もっていないということは、実は大差はないのです。
ダウン症の子供たちの輝いた笑顔を掲載したカレンダーは、生命の貴さを感じさせてくれます。
日本型遺伝看護の生成と普及に生かす
プロジェクトの一環として様々な体質をもった方々への理解を深め、いのちについて考える活動を行っています。
2004年1月にダウン症候群の体質をもった方々の元気な写真を掲載したカレンダーを知り、看護師・保健師・助産師学校(大学・短大・専門学校)計209校に紹介し、送付を希望された学校にカレンダーをお届けしました。教員や学生の皆様から以下のような感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。
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カレンダーに掲載された写真を見た感想
ダウン症へのポジディブなイメージにつながる:
笑顔がすてき/生き生きしている/かわいい/「他の子どもと変わらない」楽しさが伝わってくる/生きる喜びが伝わる ・ダウン症への理解が深まる:ダウン症の子どもがどのように生活し、成長していくのかが伝わってきた/友人関係、親子関係、学校で課題を達成する様子が撮影されていて、社会の中で生きるという大切なところが表現されている/ダウン症であろうとなかろうと子どもはみんないっしょという印象を受けた
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カレンダーの活用方法
■教育現場での活用
学生がダウン症についてイメージしやすい。
理解に役立つ:
元気なダウン症の子どもたちの成長する姿を(具体的に)見せることができる。
教材として活用する:
活用の場:実習、家族疾病看護論、助産師教育、小中学校、“一番皆の目に触れる場所”に掲示することで学生が関心を持つ機会を増やすことができる。ダウン症について理解を深める媒体をするならもっと解説が必要であろう。教育教材ならもう少し「遺伝」に関する説明書きがあってもよい。
■臨床現場での活用
親がダウン症についてイメージできる:
生まれた(生む)子どもの成長・発育への理解が具体的にしやすい。
今後にむけて・・・
写真で知るよりも実際に接して理解することが大切/一般の人にダウン症への理解を促すのなら健常児の中でいっしょに遊んでいる写真の方がよい/ビデオ、パンフレットなどにしたほうが、ダウン症への理解を深められる/
*遺伝医学の進歩によって、人の多様性が明らかになってきました。ひとりひとりが違ってよいこと、その違いを踏まえてお互いを尊重しあうこと、そんな願いが、このプロジェクトの根本にあります。私たち市民の一人一人が、人類の幸福のための科学技術の進歩を支え、見守り、時に立ち止まって考える責任を持っていると考えます。
今回は、貴重なカレンダーを通してそのひとつの試みを行いました。「互いに知り合う」ことへの提言等みなさまのご意見をお待ちしています。
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