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プロジェクト詳細

本プロジェクトは研究課題「不妊治療中の女性が独りでストレスを抱え込まないためのプログラムの効果」に基づいて始まりました。後に研究活動は広がり、研究課題「当事者の選択をサポートする環境づくり:不妊をめぐるコミュニティのエンパワーメント」となりました。

2003年に治療初期の女性にフォーカスグループインタビューを行い、不妊教室に対するニーズを調査しました。その結果を生かし、2004年に市中におられる治療中の女性・カップルをはじめ、不妊治療や治療中のケアについて知りたい方々を対象とした市民フォーラムを行いました。

市民フォーラムの企画は市民の皆さまが不妊治療や看護ケアについてより深く知り、医療者と語り合い、また、同じ悩みをもつ仲間と出会う機会となることを期待して医療機関、自助グループとの協働で進められました。2005年は不妊治療におけるインフォームド・チョイスをテーマにした市民セミナーを行いました。

その後、2006年から2007年にかけてアウトリーチ活動として、全国行脚による講演会・交流会を全国8ヶ所を回って行いました。

この間に2冊の小冊子が生まれました。2004年に「My Choice 不妊治療わたしらしい選択のために」、2007年に「My Dear あなたの身近な人が不妊で悩んでいたら」です。たいへん多くの方々に読んでいただきました。

また、このプロジェクトでは、不妊看護に関心のある看護師や不妊看護の専門家に向けた活動も行ってきました。2004年から毎年、日本生殖看護学会との共催で、医療職・看護職を対象とした実践不妊看護セミナーを行いました。2005年にはイギリスで開かれた生殖看護師によるカンファレンスで日本の生殖看護について本プロジェクトの紹介を交え、講演しました。

臨床でより広く活用されることを願って「不妊患者支援のための看護ガイドライン‐不妊の検査と治療のプロセス‐」をご覧いただけるようにしています。

5年間にわたる活動はいったん終了を迎えましたが、研究の成果は今後、学会発表や学会誌への投稿を通じ、公表していきます。また、協働者(市民団体)との活動は、聖路加看護大学看護実践開発研究センター事業「るか子 ウィメンズヘルス・カフェ」に引き継がれます。当面は女性対象ですが引き続き多くの方のご参加をお待ちしています。

5年間本プロジェクトの活動にご協力・ご参加くださいました医療者を含む市民の皆様に厚く御礼申し上げます。


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