看護ネット

アウトリーチ活動

全国行脚による講演会・交流会の開催

日本で初めて体外受精による子どもが誕生したのは1983年、それから約25年、生殖補助技術を用いた不妊治療は急速に普及しました。しかし、技術の普及に対し、インフォームド・コンセント&チョイス、カウンセリングなどの整備・徹底が遅れており、患者が手にする情報の不足や偏り、精神的苦悩につながっています。

また、日本ではまだまだ人々の心の中に不妊を忌み嫌う気持ちや不妊治療に対する偏見が存在し、堂々と語りにくく、当事者には孤立感があります。一方、保健医療現場における身近な存在であるはずの看護職は、意思決定や選択の場面では、当事者からリソースパーソンであることにあまり気づかれていません。看護職自身も当事者の声を聴く機会に乏しく、患者のニーズや、行なっているケアの妥当性・有効性を把握しにくいと感じています。

そこで、本プロジェクトでは、不妊に悩む女性たちがそれぞれの人生や生活を大切にしながら、適切な情報とサポートのもとで不妊治療にともなうストレスや選択に対処することができるように、看護専門職の質の向上を含む、コミュニティにおける環境づくりを推進することを目標としています。

本プロジェクトの一環として、2006年〜2008年にわたり、全国9都市(島根、旭川、奈良、岩手、沖縄、東京、香川、熊本、秋田)で全国行脚による講演会・交流会を開催しました。

市民向けのみの企画、市民向けプラス医療者研修を組み合わせた企画、一般市民も医療者もどちらも参加できる企画、講演会だけで交流会のない企画などいくつかのタイプがありました。それぞれの自治体の事情やニーズを踏まえた結果、いくつかのパターンになりました。総参加者数は512名となっています。

・気が楽になった
・悩んでいるのは自分だけではないことに勇気づけられた
・自分が知りたいことが医療面から、心理面から伝わってきた
・悩み迷いがちな日々だが、夫婦それぞれの「わたしらしい選択」をしていこうと勇気が持てた

などの参加者の皆さまからのご意見をいただきました。

全国行脚の記録

不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in 島根
2006年6月24日(土)

不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in 旭川
2006年7月15日(土)

不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in 奈良
2006年11月11日(土)


不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in 岩手
2006年11月18日(土)

不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in 沖縄
2006年12月16日(土)

不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in 香川
2007年7月20日(金)・21日(土)



■不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in東京
2007年11月20日(土)

■不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in熊本
2007年12月16日(日)

■不妊治療わたしらしい選択のためにレッツ・トーク・不妊2006in秋田
2008年2月2日(土)



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